赤みや乾燥、かゆみなど…そんなお肌のトラブルに見舞われたことはありませんか? カサカサ、ムズムズ…この時季はもしかして花粉症? バリア機能を高める保湿コスメでトラブルを解決しましょう! 詳しいお話を皮膚科医の高瀬聡子先生に伺いました。

バリア機能を高めるにはアミノ酸やセラミドなど「細胞間」を育成する保湿コスメを味方につけて

秋口は、肌に赤みが出たりかゆみを感じたりと、デリケートな状態になりがちです。その元凶は「乾燥によるバリア機能の低下」。肌の状態を立て直すためには、細胞と細胞の間に存在する潤い成分を補うのが効果的です。

「細胞間には、油系の『細胞間脂質』と、水系の『天然保湿因子(NMF)』が存在します。コスメで補うなら、セラミドやアミノ酸といった成分を選ぶと良いでしょう」(高瀬先生)

ちなみに、秋はブタクサやヨモギなどの花粉のシーズン。肌のバリア機能が低下していると、アレルギー症状がより強く肌に現れやすくなります。

「春だけでなく、秋の花粉にも悩みを感じる人が近年増えています。アレルギーが疑わしい場合は迷わずに病院へ。適切な検査や治療を行うことで、炎症を長引かせずにすみます」(高瀬先生)

 

細胞間を育てる化粧品成分って…?

例えば…
□ アミノ酸
細胞間を満たす水性保湿因子(NMF)の約半分を占める。肌に存在するアミノ酸にはいくつかの種類がある。「ペプチド」は、アミノ酸の小さな塊。

□ セラミド
細胞間を満たす脂質の約半分を占める成分。水分と結びつき、サンドイッチ状に潤いの層を形成する性質をもつ。

ひとつ投入! バリア機能を高める「細胞間育成」系保湿コスメ

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1.23種類のアミノ酸を配合したクリーム。
ジーノ アミノシューティカル クリーム 40g ¥12,000

2.角層をふっくらとさせて潤いをため込みやすくする美容液。
ディセンシア ディセンシー エッセンス[医薬部外品] 30g ¥12,000

3.細胞間脂質の合成力を高める美容液。
日東電化工業 オサジ カイ リベレーションセラム 30ml ¥6,000

4.角層の潤い産生力を高め、寒暖差に負けないバリア機能の高い肌を育むブースター。
資生堂インターナショナル d プログラム カンダンバリアエッセンス 40ml ¥3,000(10月21日発売)

5.ナノサイズのセラミドをたっぷりと補える、洗顔後すぐに使えるジェリー型美容液。
富士フイルム アスタリフト ジェリー アクアリスタ 40g ¥9,000

花粉症かな? と疑わしいときは専門医へ。プロテクトアイテムも活用して

昨年まではアレルギーがなかったのに、今年になって症状が出る…というケースも。近年は1回で複数のアレルゲンを調べることができる検査も登場しています。

花粉の付着を防ぐプロテクトミスト
出かける前にスプレーすることで、大気浮遊物質が肌に付着することを防ぐ。
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ラ ロッシュ ポゼ トレリアン ウルトラ8 モイストバリアミスト 100ml ¥2,200

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資生堂薬品 イハダ アレルスクリーン EX 50g ¥900

 

お話を伺ったのは…
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皮膚科医 高瀬聡子先生
大学病院の皮膚科でアトピー外来、レーザー外来などを担当後、美容皮膚科「ウォブクリニック 中目黒」の総院長に。ドクターズコスメ「アンプルール」の開発も行う。

 

『美的』11月号掲載
撮影/出牛久美子 スタイリスト/山本瑶奈 構成/もりたじゅんこ