「次なる肌は、“がっつり彫り深”より“自然な陰影感”。実践してほしいのが“6割ベースメイク”。」と語るのはベースメイクの天才・ヘア&メイクアップアーティストの村松朋広さん。6割に引き算といっても、もちろんただ闇雲に引けばいいわけではありません。“6割ベースメイク”の作り方とアイテムを教えてもらいました!

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“6割ベースメイク”とは…
下地、ファンデ、パウダーなど使うアイテムを厳選し、それぞれの量や塗る範囲をいつもの6割に抑える。“きちんと全顔に塗る”という概念を覆す、引き算発想のベースメイク。

松村流“6割ベースメイク”に使う7アイテム

ミニマムなベースをかなえるためには、透明感の演出、色ムラカバーなど、目的に合ったアイテムを厳選することも大事。村松流6割ベースは、7つのアイテムを使います。

(1)透明感を出す下地

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サラッとした質感と淡ピンク色が透明感のカギ。
エスティ ローダー ダブル ウェア フローレス ハイドレーティング プライマー SPF45・PA++++ 30ml ¥5,200

 

(2)色ムラをカバーするファンデーション

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リッチなツヤ感。
SUQQU エクストラ リッチ グロウ クリーム ファンデーション SPF15・PA++ 102 30g ¥10,000

 

(3)影をカバーするコンシーラー

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コンシーラー特有の厚塗り感、皮膜感がゼロで肌なじみ抜群
イヴ・サンローラン・ボーテ ラディアント タッチ 2 ¥5,000

 

(4)くすみをカバーするコンシーラー

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細身のペンタイプで細部もキレイにカバー。
シュウ ウエムラ カバークレヨン 7 YR ミディアムライト、ミデ ィアム ¥3,000

 

(5)テカリを抑えるルースパウダー

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透明感もツヤ感をそのまま生かすノーカラーパウダー。
シュウ ウエムラ フェイス パウダー シアー カラレス ¥4,500

 

(6)くすみを防止する固形パウダー

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シルキーな微粒子のパウダーが肌にしっかりフィックス。
RMK シルクフィット フェイスパウダー 02 ¥5,000

 

(7)立体感を強調するハイライト

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みずみずしいリキッドのツヤで、その人の骨格の立体感を自然に強調。
SUQQU シマー リクイド ハイライ ター 01 ¥3,900

“元々骨格美人”をかなえる「6割ベースメイク」の作り方

(1)まずはスキンケアで肌をリセット!

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厳密にいうと6割べースは、スキンケアの段階からすでに始まっています。肌をフラットな状態に整えたいので、クレンジングウォーターで余分な皮脂や汚れをオフしてから、ローションとクリームでしっかり保湿します。

\使うアイテムはこれ/
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NAOS JAPAN ビオデルマ サンシビオ エイチツーオーD 250m ¥2,300

 

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ドゥ・ラ・メール ザ・ トリートメント ローション 150ml ¥15,500

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同 クレーム ドゥ・ラ・メール 60ml ¥36,000

 

(2)下地は5点おきで薄くムラなく塗る

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スキンケアで肌を整えたら、透明感を演出するピンクの下地を塗ります。パール粒大を手にとったら、顔の5点におき、手のひらで内側から外側に向かってのばしていきます。

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顔にのばしたら、さらに首まで塗ります。村松流ベースメイクでは、“首までが顔”。こうすると顔全体の透明感がさらに際立つと同時に、顔と首が分断されずになじみます。

\使うアイテムはこれ/
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(3)少量のファンデを顔の中心に薄くのばします

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ブラシにとり、すべらせるように顔の広い面から順に内側から外側へ向かって塗ります。写真のように中心部とあごのみにとどめ、生え際やフェイスラインは塗 らない。この段階ですべてをカバーするのではなく、ファンデは色ムラを均一に整える役割のイメージで。

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\使うアイテムはこれ/
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(4)細かい影をコンシーラーで消します

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ファンデでカバーしきれなかった影や色ムラをコンシーラーで消します。影が出やすい目の下、小鼻脇、あご先に柔らかい筆ペンタイプのコンシーラーをササッとオン。

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手早く指でなじませます。それぞれカバー力の違うファンデとコンシーラーを重ね使いすることで自然な立体感も生まれます。

\使うアイテムはこれ/
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(5)口周りのくすみを丁寧にカバー

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クレヨンタイプのコンシーラーで口周りのくすみをカバーします。上唇は山部分、下唇は口角部分を重点的に。本来の輪郭の外側をなぞるように描きます。

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ブラシ、もしくは指で内側に向かってなじませます。たった数mmでもこの口周りのくすみがなくなるだけで、肌があか抜けます。

\使うアイテムはこれ/
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(6)顔の中心部とおでこにルースパウダーを

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透明感やツヤの邪魔をせず、余分なテカりだけを抑えてくれるルーセントタイプのルースパウダーを、顔の中心部とおでこにのせます。小さめのブラシを使ってくるくると円を描くようにのせると、薄くつけられます。

\使うアイテムはこれ/
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(7)プレストパウダーをさらにレイヤード

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さらにプレストパウダーを目の下と小鼻脇に重ねづけします。くずれやすい部分は粉を重ねて粒子の密度を上げると、もちがアップ!

\使うアイテムはこれ/
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(8)こめかみを中心にハイライトをオン

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仕上げはハイライト。肌になじんでツヤだけが残るリキッドタイプを、こめかみから目の下、鼻筋、あご先にのせます。シェーディングで影を作るよりも、光で高い部分を強調した方が、骨格は自然に引き立ち、元々美人な印象に。

\使うアイテムはこれ/
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教えてくれたのは…
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メイクアップアーティスト 村松朋広さん
N.Y.、ロンドンなど、海外で活躍したのち、2016年帰国。現在は雑誌、広告などで幅広く活躍中。

 

『美的』11月号掲載
撮影/菊地泰久(vale.・人物)、金野圭介(静物) メイク/村松朋広(関川事務所) ヘア/KOTARO(SENSE OF HUMOUR) スタイリスト/平田雅子 モデル/千国めぐみ 構成/杉浦由佳子