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本当は怖いかもしれない子どもの嘔吐のはなし

本当は怖いかもしれない子どもの嘔吐のはなし

院長は日曜日は地元基幹病院での小児科救急外来のお手伝いをしていたのですが、受診されたお子さんの訴えで最もおおいものはやはり熱でした。今回は、熱に加えて吐き気や嘔吐を訴える患者さんが多かったように思います。

熱が出て、のどの痛みや咳・痰があれば、なんだかんだかぜの可能性が一番高いです。では、吐き気・嘔吐の場合は?胃腸かぜ(胃腸炎)でいいのかな?

もちろん、胃腸かぜが多いことは多いのですが、中には意外で、かつ重症な病気が隠れている可能性があるので注意が必要です。とくに、腹痛や下痢といった症状がない吐き気・嘔吐は胃腸以外の原因も考えないといけません。

発熱+嘔吐があって、でもおなかは痛くない。頭が痛い。という子がいました。これは怖い。こうしたケースでは、髄膜炎や脳炎といった神経系の感染症(頭蓋内感染症といいます)も疑わなければなりません。

もっと怖いのは急性心筋炎という病気。急速に悪化して心不全をきたし、命にかかわる恐ろしい感染症ですが、発症初期はかぜと区別がつきません。熱もなく、嘔吐や腹痛だけで発症することもあるので、嘔吐している子を診たら(それ以外の症状でもですが)絶対に頭の片隅においておかなければいけない病気なのです。

あとは、尿路感染症など。胃腸の感染症以外にも、吐き気や嘔吐をおこす感染症はいろいろあります。虫垂炎腸閉塞・腸重積・精巣捻転といった病気も恐ろしいですが、これらは強い痛みや特徴的な腹痛を伴うことが多いので、見逃すことは少ないかもしれません。疑うことが大事。

まだ赤ちゃんの場合は、食道と胃の間にある筋肉の発達が充分ではないためおっぱいやミルクを飲んだ後に、吐いてしまうことがよくありますが、これは溢乳(いつにゅう)と言って文字通りあふれる感じなので心配いりません。咳がひどいときに咳と一緒に胃の内容物を戻してしまうこともありますが、これもいわゆる嘔吐とは少し違う現象と言えます。ただ、赤ちゃんが大量のミルクをあんまり勢いよく吐き出してしまう場合は溢乳ではなく、消化管の病気(肥厚性幽門狭窄症など)が考えられるので注意が必要です。

お子さんが気持ち悪がって、吐いてしまうのは見ている保護者としてもつらいものがあります。嘔吐で病院をすぐに受診した方がいいかどうかのポイントは、
・高熱があったり、ぐったりしている
・激しいおなかの痛みがある
・嘔吐物に血が混じっている
・嘔吐物が緑色である(胆汁性嘔吐)
・皮膚のハリがなく、おしっこの量が減っている(脱水症状)
・吐く前に、頭を打ったなど外傷のエピソードがある

などが挙げられるでしょうが、まだ小さいお子さんの場合はおなかの痛みを正確に訴えることができなかったりするので、保護者の方が様子がおかしい、心配だと感じたら迷わず病院に行った方がいいと思います。

次回は、嘔吐している場合の家庭での様子のみかた、ホームケアの注意点などを書いてみたいと思います。

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引用元はこちらです。記事に関するご質問は引用元へお問い合わせください。http://blog.livedoor.jp/sunomata_medical/archives/38634394.html

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