汗や皮脂でくずれない、いつも涼しげな肌--そんな真夏の理想肌の作り方をくずさないメイクの達人 人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんに教えてもらいました。キーワードは、ブラシやパフなど道具とひんやりアイテムで“薄くつけてパテのように土台を固める”こと! 早速学んでいきましょう!

「固める」ベースメイクで“くずれな美人”

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既に真夏のような暑さで、梅雨で湿気も強まったりして、肌のテカりやくずれは避けられない事態。でも、中には午後までくずれず涼やか肌をキープしている人もいるわけで…。そのコツってなんでしょう? 汗や皮脂に強い“スポーツメイク”を提案するなど、くずれないメイクの達人であるヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんに伺いました。

「夏は汗や皮脂の量が増えるし、肌は表情に合わせて動くので、塗り方を工夫しないとすぐくずれます。下地やファンデは、たとえ同じアイテムを使っても、どんどん重ねるより1品ずつスポンジなどで薄くぴったり“固める”ように塗る方が、断然くずれにくくなるんです」。なんとなく適当に塗っていた人は、道具を的確に取り入れるだけでくずれを防ぐ第一歩に。

「ただし注意したいのは、顔のゾーンによって肌環境が異なること。Tゾーンとあごは皮脂や汗が出やすく、頬は少なめ。目元は乾燥しやすいもののポイントメイクの油分やよれが気になります。ゾーンによって塗り方を変えて“固めレベル”を分けると、時間がたってもくずれずよれ知らずの美肌をキープ!」

顔のゾーン別に“固めレベル”を分けるのがポイント

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(1)「固める」ゾーン

オイリーゾーン
「毛穴が大きく、皮脂や汗が出やすいゾーンは、下地やファンデーションをしっかり塗り固めて土台作りを。仕上げに使うパウダーもぴっちり密着させれば、多少の皮脂や汗には負けません!」

(2)「やや固める」ゾーン

ムービングゾーン
「皮脂や汗は出にくいものの、アイメイクの油分によるくずれが気になるゾーン。しっかり固めておきたいのですが、固めすぎるとシワが目立ってしまうので、やや、程々に固めるという感覚に」

(3)「ふんわり固める」ゾーン

「頬やフェースラインは皮脂分泌が少ないので、くずれ対策は控えめで問題なし。固める程どうしてもマットになりやすいので、ツヤを残したい頬は、ふんわり固める程度の塗り加減でOKです」

 

教えてくれたのは…
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nagaikaori

ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおりさん
女性誌やWebでその名を見ない日はない程活躍中。全国でパーソナルメイクレッスンも行う。『テクニックさえ身につければ、「キレイ」はもっと引き出せる』(講談社)など著書多数。

 

『美的』8月号掲載
撮影/小山奈那 ヘア&メイク/長井かおり スタイリスト/角田かおる モデル/土屋巴瑞季 構成/大塚真里