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坐禅3日で自分が消えた青年:会社の研修でお寺に来て、摂心に突入

坐禅3日で自分が消えた青年:会社の研修でお寺に来て、摂心に突入

会社の研修で坐禅に来て、摂心突入、3日で自分がなくなった巨漢の青年

ある老師がよく話される実例です。

ある青年が、会社の面接を受けました。
入社の条件が、お寺で坐禅を組むことでしたので、紹介されたお寺にやって来ました。

肥満座禅_FotoSketcherやって来ましたが、その青年は坐禅は生まれて初めてです。

巨漢で、座禅の足を組むのが大変難しく、組めば脚が痛いばかりで、何分も持ちません。

40分間の坐禅中、これを止静(しじょう)と云いますが、とてもじっと坐禅できる状態じゃないのです。

もちろん、お寺では座禅ばかり組んでいるのではなく、作法の決まった食事もしますし、お掃除や作務(さむ)という肉体労働もします。

食事も作務も、形の異なる坐禅です。

そのうち、運の悪いことに?お寺の定期の摂心(せっしん)期間がやって来ました。
摂心とは、一日中、坐禅に打ち込む特別な修行期間です。

外部から、大勢の男女が摂心修行のために自発的にお寺にやって来ます。

ご住職が、その青年にもやってみるかと尋ねると、意外にも摂心に参加するとの返事でした。

そして、摂心期間に入りました。
摂心は専門僧堂(住職資格が取得できます)では7日です。それが年に6回から8回くらいあります。
摂心を尊ばない専門僧堂もあります。回数がとても少ないです。

裏方となって食事の準備やその他の雑務をする係も修行僧が半年交代でします。
全員が全員、坐禅専一になれるわけではありません。

青年が研修に来たのは専門僧堂ではなくて、一般のお寺なので、摂心は5日間しかできません。

それでも摂心が5日間も実施できるのは大変なことです。
多くの裏方の方々のご尽力ご協力があって初めて摂心が運営できます。

摂心ともなると、朝はさらに早朝に起きて、暁天坐40分から始まり、朝課という朝の勤行があります。
朝課は正座です。

提唱と言われる説法の時間と食事と短時間の掃除作務以外は一日中坐禅・独参です。
食事も作務も形の異なる坐禅です。

なので、無言で、食事をし、無言で作務をします。

40分の坐禅が一日に12回ほどあります。
坐禅上や提唱でのお話での質問は、独参(どくさん)の時間にします。

朝課や食事の時間は正座なので、これまた研修に来ただけの青年には苦行以外の何物でもありません。
しかもすでに云いましたように巨漢です。

師家の言うことを取り違えていることが多い

(初心の方にも分かるように説明をしております)

攝心(せっしん)には独参という個人指導の時間があります。提唱(ていしょう)は、師家(しけ)と呼ばれている悟りを開いた指導者が行います。

提唱は理論よりもむしろ「事実」だれにもある眼の前の事実を直接提示されます。肥満座禅_FotoSketcher
「事実」「真理」を自覚できるのは「坐禅」が最短の道です。

しかしながら、提唱で聞いた話をそのまま直接受け止められる人は少ないです。
どうしても、過去に勉強したことやどこかで聞いたことが知らず知らずに障害となってしまいます。
「そうか自分に起こる想念を観察するのが坐禅なんだ」とか勝手に違う意味に捉(とら)え、そのように実践しようとするので、そのような間違いをおかしている限りは、修行がすべて無駄になります。

せっかく正師の正しい教えを聞いたにもかかわらず、自分が以前どこかで聞いた既存の知識と同じだ、同様だ、よく似ているとしてしまっているからです。

結果、師家の云われるとは、全然別のことをしていることになります。

あるいは、
師家が、「右を見たら右の景色があるでしょう。でも、左を見た途端、ちゃんと左の様子があります」と言われるのを聞いて、それがたとえ話だと理解する場合もあります。

「そうか、それが空(くう)ということか」と概念に変更してしまい、それ以降、「空になろう」と全く違うことをします。

そのような間違いを人によっては、3年も5年も、あるいは10年もされている場合があります。
30年間勘違いをしている人も実際にあったそうです。

なので、自分の受け止め方・理解が正しいかどうか、師家に確認して貰う必要があります。

社会の仕事でも、上司からやるように指示されたタスクの内容を、これこれでよいかと上司に確認します。

それと同じのが独参です。
それはともかく

青年は、とにかく脚が痛くて坐禅にならない

さて、会社の研修でやって来た巨漢の青年の場合、脚が太くてそこに体重がかかるものだから、とにかく脚が痛くて、言われたことを実践するにはほど遠い状態でした。
彼が老師(師家しけ)のところに独参に来ました。

「脚が痛くてたまりません」
それ以外何も何も彼の方から言うことはありません。
摂心が始まってすぐは、彼の場合もそうですが、多くの場合、身体も慣れていないので、40分の坐禅時間中にカサカサと動く人がいました。

ついに老師が注意を与える

老師(師家)も一緒に禅堂で坐禅しています。

ガサガサ動くこと自体は、他のもろもろの音と同じで他の修行者には邪魔にはなりませんが、あまりに目立ったので、老師がついに
「ガサガサ動くんじゃない。他の人の迷惑になります」
と言われました。

このお寺の禅堂では、坐禅中に身体を動かすことについては、他の寺院や僧堂ほど厳しくありません。
また、あの長い棒つまり警策(きょうさく 臨済では「けいさく」)を持って、回っている僧侶もいません。

「あまり動いてはいけない」というのは、その青年のことだけではなかったのですが、

その青年、自分のことを言われたと思いました。

それから、脚がとても痛いのは変わらないけれど、できるだけその痛みに耐えました。

いや、師家の法話の通り、知らず知らず痛みそのものと親しくいることができていました。

青年に突然の変化ー自分がなくなった:一体なぜか?

それから、2日目も終了し、摂心の3日目、彼が独参にやって来ました。zenmoji

その時の発言が驚くべきものでした。

青年「老師、自分がないんです。自分がありません。坐禅が楽しくなりました。」

老師「そうですか!」
青年
「そうなんです。老師が提唱で言われることも全部分かります。自分のことを言われているようによく分かります。

控室では他の人は、老師が何を言われているかさっぱり分からないと言っていますが、何でなんでしょうか?

中には10年も修行している人がいるって聞いているんですけれども、その人達は何をやっているんでしょうかね。」

と急に発言が変わりました。
老師「控室ではそんなことを話しているんだね。
でも他人(ひと)のことはいいから、そのまま坐禅を続けてください」
そうして5日間の摂心が終わりました。
老師によれば、その青年は見性したそうです。

そして、会社に帰って行きました。

自分の身体がある、自分の心がある というのは思考・考えの作り事に過ぎない
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痛みで死に切る

老師が後年、別の摂心の時、他の参禅者に言われました。

「逃げ出そうと思えば、逃げ出せたんだけれど、彼の場合は正直に取り組んだんだね」

「脚が痛いという事実で自分が死にきったんです」
その青年の場合は、坐禅をして悟ろうという願望は少しもありませんでした。
ただ入社の条件だったから坐禅を組んだだけです。

しかし、真っ正直に取り組む誠実さがあったのです。

生まれて初めての坐禅で正師の指導を受けられたのは本当にラッキーでした。

自宅で坐禅を組んでいたらそのようなことは起こり得なかったでしょう。
脚が痛いままの状況で居なければならない摂心だから良かったのです。

自分がどうであろうと、坐禅する以外に他に選択肢がなかったのです。

それに、指導者が老師のような正師でなかったら、自己が死に切ることはなかったでしょう。

その老師はいつも言われています。

「修行に時間はかからないんです。1ヶ月もあれば十分です。
ただね、条件が付きます。
言われているとおりにやったらですよ。」
どうも我々は、言われていることに別のことをくっつけるようです。
言われていることを別の意味に取り違えるようです。

そのために独参や質疑応答が大変重要視されています。

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【告 知】
この青年、北九州法話会(井上哲玄老師)に2019年6月9日の参加の予定だそうです。
こちらに告知されています。 もうとっくに青年ではありませんので、念の為。

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引用元はこちらです。記事に関するご質問は引用元へお問い合わせください。http://zenmasterjinen.blog.jp/archives/15603291.html

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