リン酸型ビタミンC誘導体配合コスメはアルカリ性なの?

2015-09-13 11:41:34
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先日更新したこちらの記事。

化粧品でのシミ・シワ対策 【その時だけエイジングケア】 について

の中でちょこっと紹介した

『リン酸型ビタミンC誘導体』

という成分のお話です。

なぜこの記事の中でかずのすけが「リン酸型がオススメ!」

と言っているかというと、

こないだ取り上げた「アスコルビン酸グルコシド」とは違って

リン酸エステルの分解酵素(フォスファターゼ)は皮膚角層にも十分存在していて、

角層中でしっかり分解を受けて効果を発揮しやすいからです。

また上記記事でも見る通り、

リン酸型ビタミンC誘導体は今のところ白斑の申告がありません。

今のところリン酸型ビタミンC誘導体には

・リン酸L-アスコルビルNa(部外品有効成分)

・リン酸L-アスコルビルMg(部外品有効成分)

の二種類が認められていて、

どちらも厚労省から美白有効成分として承認を受けた医薬部外品有効成分です。

ちなみにどちらかというとリン酸アスコルビルMgの方がポピュラーですね!

詳しい物性やなんやに関してはこちらのHPで詳しく紹介してます。

http://www.provitamin.jp/l-ascorbyl-j1.html

ただこの成分、効果的には確かにオススメなんですが、

色々と玄人向けの成分というか、難しい成分でもあります(^_^;)

選び方次第では肌に負担になっちゃうんですよね…;;

実はこのビタミンC誘導体、

普通に配合すると弱アルカリ性になってしまう
んです。

(安定pH=7~8.5 参考

なので低刺激にするにはpHを出来るだけ中性に近づけなければなりません。

また弱酸性では分解してしまうので低刺激領域での安定配合が難しく、

さらに医薬部外品に登録しようと思うと3%とかなり高濃度で配合しなくてはならなりません。

(部外品の場合)3%も入れてかつ刺激にならないpHでかつ安定配合しようと思うと、、それはとても難しい化粧品になるでしょうね^^;

3%も入れなければそこまで大変ではないのかもしれませんが…。

とまぁこの理由から某解析サイトなどでも

「リン酸型ビタミンC誘導体はアルカリ性だから良くない!」

などと指摘されています。

これはあながち間違いではありません。

しかしちゃんとしたメーカーさんならそんな欠点は勿論知ってますから、

リン酸型ビタミンC誘導体高配合でも肌に負担にならないpHに設定して、

かつしっかり安定化しているものはあります。

image

これはかずのすけが独自に見つけてきた、

image

リン酸アスコルビルMgを有効成分として配合(つまり3%以上)した美容液です。

富士フィルム 『アスタリフトホワイト エッセンスインフェルト』

なんと15mLで3500円以上の高級美容液…(^_^;)

有効成分配合でしっかりした奴で探したのでこれになっちゃったんですが、

実験用としては中々に高すぎる出費ですね~。。汗

とにかくこれを調べてみましょう!

しかしなんというか、

15mLととても少量しか入っていないのにこの厳重な容器…;

image

なんだかすごくかっこいいですね(;^^ゞ

でこちらを出してみますと↓こんな色をしてます。

image

これはアスタキサンチンの色ですね。

アスタキサンチンも有名な強力な抗酸化成分です。

しっかり鮮やかなオレンジ色がついてるので、これだけでも十分な抗酸化力がありそうです。

しかし重要なのはビタミンC誘導体です!

リン酸アスコルビルMgが高濃度配合になっているということは、

pHもアルカリ性になっているかもしれません。

もしこのpHが『8』を超えるようであれば、

いかに高級コスメで抗酸化効果があったとしてもやはり皮膚刺激は免れません。

あまりオススメできない化粧品になってしまいます。

というわけでpHを測ってみますね!

image

よいしょ。

image

やっぱりちょっと緑色になるので、

アルカリっぽい?(^_^;)

ただ塗れていると濃い目の色になっちゃうので軽く乾くまでしばらく放置します。

で、色を比較してみると↓こんな感じです。

image

この感じだと、

リン酸アスコルビルMgが3%以上とかなり高濃度配合ですが

pHは大体7.5弱ってところですね。

およそpH=7.3くらいじゃないかと思います。

ちゃんとほぼ中性に設定されていますね(*^_^*)

というわけで良かったです!

このpHであれば皮膚刺激が生じることは無いので、

比較的低刺激の処方になっているようで3500円も無駄にならなそうです…(;^^ゞ

というわけでアスタリフトホワイトのエッセンスインフェルトは

リン酸型ビタミンC誘導体を有効成分として配合しており

さらにアスタキサンチンなどの効果も考えると

超強力な抗酸化力を持つ美白美容液です。

しかしpHはほぼ中性なのでそこまでの皮膚刺激もなく、

敏感肌でも一応トライは出来る商品と言えるでしょう。

ただやはりビタミンC誘導体があまり高濃度で入っていると

還元作用による肌への負担も結構大きいですので

効果が高い反面刺激を感じる人は少なくないと思います。

その場合は量を調節するか、刺激を感じたら使用を控えるなどの対処が必要でしょう。

美白成分というのは基本的に皮膚への刺激があります。

なので使うからには刺激は覚悟の上で使用しなければなりません。

またものによっては白斑発症のリスクもあります。

特に『美白化粧品』として有効成分が配合されているものはその傾向が強いです。

自分が敏感肌だなぁと自覚している方は美白ケアは敬遠しても構いません。

しかし皮膚の抗酸化はシミの生成予防や肌の老化抑制に効果がありますので、

出来るだけ肌に負担にならないようにこういったケアを行えればベストです。

一応ビタミンC誘導体は今のところグルコシド系以外は白斑リスクがほぼ無しで、

安全に使用出来るものが多いです。

そして『リン酸型ビタミンC誘導体』はその中でも効果も高いです。

しかし中にはアルカリ性になってしまっているものもありますので、

リン酸型ビタミンC誘導体配合のコスメを使うときは、

pHが7周辺になっていることを確認して使用するのが良いでしょう。


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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/rik01194/entry-12072589100.html?frm=themeより引用させて頂いております。