マルかバツかの二元論

2014-05-07 20:42:19
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「化粧品に入っていてはいけない

(避けた方がいい)成分を教えて下さい!」

というようなお問い合わせをいただくことがよくあります。

そういう質問に対してはかずのすけはいつも、

「一概に言い切れるものではないのでお答えしかねます。」

と返答します。

かずのすけのブログをずっと読んでくださっている方は

もう大体わかっていることかなと思うのですが、

化粧品に用いられる成分は

配合量使用用途

でシロにもクロにもなるものばかりです。

クレンジングは油脂をベースをした方がいい

トリートメントに油脂を入れたら酸化して臭くなる

油脂ベースのスキンケア化粧品は良くないかも?

リップクリームは油脂をベースにした方がいい

「油脂」というかなり大きな話にしても、

これだけ評価がコロコロ変わってしまうのです。

ラウリル硫酸ナトリウム

はシャンプー等の主洗剤で使うと

洗浄力や刺激性が強くてあまりおすすめできませんが、

化粧品の乳化安定剤としてごく少量使用すると

その安定性が飛躍的に向上する優秀な添加剤でもあります。

あれだけ悪く言われるラウリル硫酸ナトリウムでさえ

正しく理解して使用できれば

使用価値は十分にあります。

かずのすけのおすすめのアイテムでも

安定剤でこれが入っているものがありますしね…。

インターネット上には例えばなんとかという化粧品成分について、

ざらーっと名前を羅列して、

「危険性:★★★」とか「安全度:✕」

みたいな感じで評価しているサイトがいくつかあります。

理由は発ガン性だとか経皮毒だとかですね^^;

そもそも経皮毒なんてのはエセ科学の代名詞ですし、

化粧品で通常使用する上での発ガン性なんてのは

成分の安全性を調査する際にまず第一に調べられることです。

はっきり言って、

僕達の身の回りの化粧品には

使って明らかにガンを誘引するものはまずありません。

そんなものが普通に市販化粧品に入っていたら、

日本は皮膚ガン大国になってしまいます。

(日本の皮膚ガン発症率は非常に低いです)

確かにデータを調べると

若干の発ガンが認められているものもあるにはあります。

しかしほとんどの結果が

かなり高濃度での曝露を基本にして出てきているものですから、

化粧品配合量程度は気にする必要はありません。

そういった微妙な結果を槍玉に挙げて

数ある化粧品成分をとりあえず✕!とか○!と言って評価すること・・・

これは本当に愚かなことだと思います。

どんな成分にもメリットとデメリットがあり、

その性質をきちんと把握して正しい用法用量で使用することで、

本当に安全な化粧品が作られます。


表示指定成分無配合!

ラウレスフリー!

ノンシリコン!

石油系界面活性剤不使用!

そんなことにはなんの意味もありません。

表示指定成分は「入れちゃいけない成分」じゃありませんし、

ラウレスはラウレスでも「ラウレス酢酸ナトリウム」は優れた洗浄剤です。
(ラウレス硫酸ナトリウムもうまく使えばそれほど悪くはありません)

シリコーンは用法でその有効性を大きく活かせますし、

世の界面活性剤はほとんど石油由来でも植物由来でも作れます。

化粧品の成分を

マルなのかバツなのか、

という二元論で考えてはいけません。

「これはこのタイプの化粧品なら大丈夫」とか、

「この成分もこの量なら問題ない」とか、

常に柔軟に判断する必要があります。

これを考慮すると、

何が良くて何が悪いのか?

という話はできなくて当然です。

化粧品を評価するには成分は確かに大事ですが、

その成分がどのように(どれだけ)使われているのか

というものも忘れてはいけないことだと僕は思います。

だからこそ

「この成分は問題がある」とか「危険度:★★★」

みたいに

ただ羅列しているだけのホームページがあったとしたら、、

そのサイトの情報は全くあてにならないものだと言えるでしょう。

皆さんには気をつけて頂きたいと思います。


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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/rik01194/entry-11844197969.html?frm=themeより引用させて頂いております。