セラミドとは③ ~「ヒト型セラミド」について(天然型?活性型?)~

2014-08-20 17:42:49
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セラミドとは② ~「ヒト型セラミド」について(合成vsヒト型?)~

「セラミド」に関する情報で一番大きな問題は、

セラミドの表現があれこれあれこれ次々に出てくることです。
(正式名称じゃないやつ)

例えば、

『天然型セラミド』

という表現や、

『活性型セラミド』

など、

一般人が見れば

「なんかよくわからないけど良さそう?」

と思ってしまうような…。。

でも実際に、

化粧品の成分名で「活性型セラミド!」みたいな名前の成分って

存在しませんよね・・・(^_^;)

これって実際のところ何なの?

というお話を簡単にまとめておきます。

◎大前提:全部「ヒト型」とおなじもの!


   →通販生活公式オンラインショップより    小林製薬公式オンラインショップより 

↑の資料を見比べて頂くといいのですが、

グラフの数値が全く同じですね。


つまり使用しているデータは2つとも同じものだということがわかります。
(FRAGRANCE JOURNAL (10:75-83、1999))

しかし一方では

・「肌型セラミド」

・「光学活性セラミド」

と言っていたり、

もう一方では

・「天然型セラミド」

なんて言っていたり、

おんなじデータなのですから

使っているセラミドは同じもののはずなのに、

各社でその表現が違うということが分かります。

ちなみにこの右のデータは小林製薬のものなので、

『ヒフミド』で取り扱われている「ヒト型セラミド」とも同じものです。
(『合成と比べて3倍!』というのはまさにこれです)

つまりはこういうことです。


ばっさり言ってしまえば、

化粧品配合名称が「セラミド(数字or英字)」で表されているものは、

「天然型」も「肌型」も「活性型」も、

全部おなじ『ヒト型セラミド』のこと

なのです。

そしてその同じヒト型セラミドのことを、

各社で別の呼び方で表現しているのです。

…全くややこしい限りですよね(^_^;)

◎理由→自社製品のセラミド「だけ」がすごいと誤認させるため

普通の消費者は「セラミド」についてよくわかっていません。

なので全く同じセラミドでも

「呼び方」を変えて表現すれば

まるでその会社しか使っていないセラミドのように見せかける

ことが出来ます。

さっきもお見せしましたが、

このように全く同じデータを使いまわして、

同じ成分の「呼び方」を変えることで

そのメーカーだけが開発した独自成分のように

消費者に誤認させるわけですね。

そのおかげで

同じヒト型セラミドなのに

各社ごとに呼び方がマチマチで

いろんな表現が生まれてしまっているわけなのです…^^;

それにしても・・・

『天然型』だの『活性型』だの、

おんなじものを指すにしては

意味がまったく別々のような気がしますが・・・
(『ヒト型』ともまた違いますよね)

しかし当然

こう名付けるにはそれなりの根拠があります。

メーカーも嘘を付いているわけではないので、

何も適当に言っているわけではないのです。

この『根拠』ですが、

「ヒト型セラミド」の化学構造・・・特に三次元的な 

立体構造上の特徴を示すとある化学用語が、

謎を解く鍵になります。

◎ヒト型セラミドの正式名 → 『光学活性体セラミド』

前回の記事では、

ネジの喩えで 

 
「合成」=ごちゃまぜ型  「ヒト型」=右ネジだけ型 
 
と表現して、

このうち「ごちゃまぜ型」を専門的な言葉で

「ラセミ体」

と呼ぶとお伝えしましたね。

 
実はこれに対して「ヒト型」のことは専門的な言葉で

「光学活性体」

と呼びます。 

 
ただちょっとややこしい話ですが、 

「右ネジだけ型」だけが「光学活性体」というわけではなく、 

「左ネジだけ型」を取り出したとすればそれもやはり「光学活性体」です。 

   
 ↑どちらか特定の型だけを取り出したなら、どっちも光学活性体… 

特定の型だけであれば「光学活性体」

混ざった状態だと「ラセミ体」

なんですね。 

 

 
セラミドは複雑な構造をしているため、

ネジの喩え話のように

単純に右ネジだけ型・左ネジだけ型、

といった2通りで表現しきることはできませんが…(^_^;)

 
とはいえ現在主流の合成して作ったセラミドは

ヒトの身体に存在する型の光学活性体セラミドだけ

を取り出しているので、 

「(ヒトと同じ型の)光学活性体セラミド」

つまり「光学活性体セラミド」 

と呼んでいるわけです。 
 



専門的には、

↑図の紫色の○と水色の○で囲ったところがネジでいう螺旋構造で、
化学の世界における「右回り」「左回り」で
結合していることを示しています。  

なので
図のようなセラミド2の場合
右回り・左回りどちらか選びうる箇所が2箇所あるので、 
ひとつのセラミドには
2X2=4種類の光学活性体が存在する
ということになります。 
 

ネジで表現するとこんな感じです↓。 
 

 左から順に  
「右ネジ緑(ヒト型はこれだけ)」 
 「左ネジ赤」  「右ネジ黄」  「左ネジ紫」 

 
 

◎「天然型セラミド」とは 
 

合成してセラミドを作ると、

上で軽く触れたように

特定の結合の数に由来した

複数個のセラミドが生じてくることになります。

ですが自然界に存在する(生物が生み出す)セラミドは、

実は 『右ネジだけ型(ヒト型)』 一種類だけ なのです。

そこから

 「ヒト型」=「自然界(天然)に存在するものと同じ型の光学活性体」 

という捉え方をして、 
 


あくまで「合成品」であるセラミドの

「合成」というマイナスイメージを払拭し、

消費者にナチュラル~なイメージを与えるため

「天然型」

という表現が生み出されたと考えられます。 

 


近年「天然ヒト型セラミド」という謳いでふれまわっている
メーカーを見かけるようになりましたが、
こちらは「天然型セラミド」 
とは意味が異なります。
このセラミド素材はちょっと位置付けが特殊なのと、
一部のサイトで偏った情報が独り歩きしている感があるので、 
天然由来のセラミド関連素材の項で詳しく説明しますね。 

 

 
◎「活性型セラミド」とは 
 

上でも言いましたが、

ヒト型セラミドとは「光学活性体セラミド」のことです。 
 

よくサプリメントで「活性型ビタミン」とか見かけませんか? 

 
これも同じで、

おそらくは「光学活性体」という専門用語をヒントに、 

「活性型」という表現と結びつけたのでしょうね…(^_^;)

「活性型」なんていう呼び方をすると

まるで普通のヒト型セラミドよりすごい!

という印象を受けるのですが、

実際には、

何度も言いますが活性型もヒト型も同じものです。

今はもう使われないラセミ体と比較してすごい…というだけです。

◎「ヒト型セラミド」の分類・・・

さて、

セラミドの基本説明から始まり、

前回と今回の2回に渡りヒト型セラミドについて解説しました。

ヒト型セラミドについては

合成ラセミ体セラミドと比較すれば違いがあっても、


同じヒト型セラミドであれば

肩書きなんてほとんど関係ないっていうことですね(^_^;)


そういえば普段見かけるヒト型セラミドは、

「セラミド1・2・3・6Ⅱ」くらいですね。

実際のところ

セラミドって一体何種類あるのか?

これも情報が錯綜してますね。 

→セラミドとは① ~セラミドの役割と一般的特性~

の記事で

その表記方法についても少し触れましたが

この辺りのところを一回まとめておきたいと思います。 

実は、

今後の記事で明かされる衝撃の真実へと繋がる 

大きな伏線にもなる重要なところなのです・・・。 


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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/rik01194/entry-11912240443.html?frm=themeより引用させて頂いております。