【ドクターズコスメ】は敏感肌に優しいのか?「クリニック専売化粧品」「院内調剤化粧品」の本質

2019-03-01 00:31:08
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こちらは昨日したつぶやきなのですが、、、

 

 

 

 

どれもブログでは既に何度も扱っている内容ですのであえてブログで再度説明する必要は無いかな…と思うのですが

(詳しくは上記Twitterのスレッドに詳細を追記しております!)

 

 

【ドクターズコスメ】

 

というものについてはまだブログでもあまり詳しく取り扱っていませんでしたね。

 

 

 

今日はこの【ドクターズコスメ】と、

 

類似した用語として用いられる【クリニック専売化粧品】・【院内調剤化粧品】について、

 

その「本質」について簡単に説明したいと思います。

 

 

◎「ドクターズコスメ」の実際の意味とは

これはよく言われる話ですが、

 

日本においてはドクターズコスメ】という言葉には特に定義がありません

 

 

なので実質的には言っちゃったもの勝ちだったところがあります。

 

 

ただ、ドクターズコスメというからには「ドクター」が関与している化粧品を幅広くそう呼んでいると考えるのが妥当です。

 

 

 

しかし、そもそも「ドクター」には色々な意味がありますよね。

 

 

一般的には『お医者さん』のことを『ドクター』と呼ぶことが多いですが、

 

実は『ドクター』とは日本語的には『博士』を意味するもので、

 

別にお医者さんではなくても「博士」であればドクターを名乗れます。

 

 

博士にも色々あり「工学博士」とか「医学博士」とかが有名ですが、

 

「農学博士」「学術博士」「理学博士」「文学博士」「法学博士」などなど…

(今では「博士(農学)」などのように書くのが正式です)

 

いろんな学問ごとに「博士(ドクター)」がいます。

 

 

 

だから別に化粧品と全く関係ない「ドクター(博士)」を外部から連れてきて、

 

ちょっと広告ページに登場してもらっているだけで「ドクターズコスメ」を名乗っている化粧品などもこれまではありました。(苦笑)

 

 

あとは「医師監修」とか「皮膚科医監修」みたいな製品も結構多かったです。

 

 

 

 

ただ、実際にはお医者さんや皮膚科医は化粧品についてそんなに詳しい人は稀で、

 

本当はメーカーの処方師や研究員の方が化粧品については詳しいことの方が多いです。

 

 

なので実質的に医師や皮膚科医が本当の意味で化粧品開発に携わっているドクターズコスメはそんなに多くありません。

 

「監修」くらいの表現だと名前だけ貸してるという場合の方が多いでしょう。

 

 

 

 

しかし、実は昨年の夏に薬機法のルールが変わり、

 

『ドクターズコスメ』についてある程度の制約がかかりました。

 

 

「大学との共同研究」、「医師監修」という広告表現もNGに!?

 

 

具体的には上記のような「医師監修」や「医師との共同開発」などの表現は基本的にNGとなりました。

 

ただ、本当にお医者さんが作っている場合はその限りでは無いようで、

(行政がどういう風に判断するかは謎ですが…)

 

これまでのような「お金出して名前だけ借りる」というケースが淘汰されはじめたという状況です。

 

 

 

なのでこういった意味での「ドクターズコスメ」は今後あまり注目されなくなっていくだろうと考えられます。

 

 

 

 

◎【クリニック専売化粧品】=【ドクターズコスメ】?

また、

 

開発にドクターが関与しているということを明言しているわけではなくても、

 

クリニック皮膚科美容皮膚科美容整形外科などで主に販売されている

 

【クリニック専売化粧品】

 

というものもあります。

 

 

これをドクターズコスメという認識で解釈している人もいると思います。

 

 

これはあながち間違っては居ないと思います。

 

実質的にドクターズコスメみたいなものでしょう。

 

 

 

これはどういうものなのかというと、大きく分けると

 

・大手化粧品メーカーがクリニック販売用に展開している製品

(資生堂の『ナビジョン』や、ロート製薬の『DRX』、NOVの『セルニュー』など)

 

もしくは

 

・クリニック販売に特化した中小メーカーの製品

(ビタミンA化粧品の『エンビロン』や、ハイドロキノンの『アンプルール』など)

 

 

の2パターンがありますね。

 

ここには有名どころを書きましたが、他にも沢山あります。

 

 

まぁ「専売品」とは言いますが、現在ではロフトとかの量販店にも普通に並んでいる場合もあります。

 

 

元々クリニック展開を念頭に作られている化粧品なので、

 

医師の診断の元使用したりするのが基本であったため、

こういった製品も「ドクターズコスメ」と言って遜色はないでしょう。

◎真のドクターズコスメは「院内調剤化粧品」?

そして、もうひとつ特徴的なのが

 

【院内調剤化粧品】

 

です。

実は皮膚科のお医者さんなどは患者の肌状態を診て、院内で化粧品を調剤して処方しても良いことになっています。

 

 

このような院内調剤化粧品を取り扱っている美容皮膚科や皮膚科クリニックも結構沢山あり、

 

実質本物のお医者さんが直接調剤しているため

 

真の意味での【ドクターズコスメ】がこれに当たるのではないかなと僕は思います。

院内調剤化粧品の特徴としては、

 

配合上限がある成分でも医師の判断でより高濃度で配合できる

というポイントがあります。

 

また、使用期限を設けることで防腐剤などの化粧品ルール(未開封三年の消費期限を守らなければならない)などを無視しても良いため、

 

防腐剤などの成分を添加せずによりシンプルなものを作れるなどの特徴もありますね。

 

 

 

 

◎「クリニック専売化粧品」も「院内調剤化粧品」も敏感肌には不向き!?

 

 

ここまで説明を聞くと、

 

「クリニック専売化粧品」は病院で販売される化粧品だし、

 

「院内調剤化粧品」はお医者さんが直接作っているわけだから

 

敏感肌に優しいに違いない!!

 

…と思ってしまう人が結構いますよね。

 

 

というかほとんどの人がまずはそういう解釈をしてしまいますよね(^_^;)

 

 

 

これ、こないだのモアリップの話の「医薬品」=「安心」みたいな根拠の無い感覚と似ているところがあります。

 

【モアリップ】は常用厳禁・唇荒れ時のみ推奨!「医薬品だから安心」は大誤解です。

 

 

 

病院だから、安心安全に違いない!となんとなく皆さん思ってしまうと思います。

 

 

ですが、

 

実は「クリニック専売化粧品」も「院内調剤化粧品」も、

 

いずれにおいても敏感肌に優しい低刺激なものはむしろ稀です。

 

 

 

ほとんどがかなり刺激が強く、敏感肌には相性が悪い化粧品ばかりなんです…!

 

 

 

 

具体的に説明してみますね。

 

 

例えば、

 

ロート製薬の「DRX」のクリニック専売品は

 

ハイドロキノン高濃度配合美容液

 

 

アゼライン酸高濃度配合クリーム

 

 

など非常に強力な成分を高濃度で配合しているようなものがとても多いです。

 

 

 

ハイドロキノンは最も強力な美白剤(皮膚漂白剤)で、刺激や副作用が強いことで知られています。

 

「ハイドロキノン」と美白化粧品の行方

 

 

アゼライン酸は海外で用いられているものの日本では認可されていないニキビ治療薬で、

 

強力な角質の代謝促進作用があり、化粧品にはまず配合されません。

 

 

 

またNOVの「セルニュー」シリーズを見てみても、

 

 

「グリコール酸」などのAHA(αヒドロキシ酸)や、「サリチル酸」などのBHA(βヒドロキシ酸)を配合した、

 

ピーリング系化粧品が基盤となっており、

 

角質を分解して剥離させていくような製品が多い印象です。

 

 

 

さらにエンビロンは「ビタミンA化粧品」が有名ですが、

 

ビタミンAとは【レチノール】のことなので、レチノールが刺激が強いという話は

 

以前のシワ改善化粧品の話でもしています。

 

シワ改善化粧品まとめ ~各製品の特徴と用途・肌質別お勧めアイテム~

 

 

アンプルールはハイドロキノンが得意ですよね。

いずれのブランドでも大体が敏感肌向けの製品というよりは、

 

美白やシワ改善やニキビケアにおいて通常の化粧品では届かない強力な効果を持たせたもの

 

になっており、

どれもこれも刺激がかなり強い懸念があるという特徴があります。

 

 

 

 

 

 

 

そして、

 

実はこの傾向は【院内調剤化粧品】でも同じことが言えます。

 

 

 

例えば「院内調剤化粧品」と調べてさっと出てきた用賀皮膚科さんの調剤化粧品一覧がこちらで、

 

あと青山通り皮フ科さんの調剤化粧品一覧がこちらです。

 

 

まぁ他のサイトとかもざっと見て頂ければ分かるのですが、

 

ほぼ共通しているのが

 

・ピーリング

・ハイドロキノン

・レチノール(トレチノイン)

・高濃度ビタミンC

 

などなど…

 

 

ビタミンCも高濃度にするとめちゃくちゃ刺激が強いので、

 

市販される化粧品だと濃度が高くても3%くらいしか入ってません。

(「オバジ」だけ話は別)

 

それを10%とか入れているようなローションもあるので、

 

そりゃあかなり刺激が強いでしょうね…。。

 

 

 

以上のように、

 

院内調剤化粧品も「通常の化粧品では届かない強力な効果を持たせた化粧品」が一般的で、

 

 

肌に優しくてシンプルで純朴な単なる保湿剤というのは非常に少ないです。

 

 

かずのすけが考える「敏感肌のための化粧品に1番必要な要素については以下記事にまとめています。

 

敏感肌のための化粧品に一番必要なものとは

 

 

もちろん院内調剤だとヒアルロン酸のみのローションとかもあるんですが…、、

 

ヒアルロン酸も単品だと刺激が出たりするので、僕はちゃんと化粧品メーカーさんがしっかり工場で計算して作った化粧品の方が意外と低刺激なんじゃないかな…?と思って居ます(^_^;)

 

 

さっきも言ったようにお医者さんは別に化粧品の処方の専門家じゃないので、

 

ちゃんとした複雑な処方が組める人は殆どいません。

 

院内調剤化粧品も、高濃度の原料そのものみたいなものが大半です。

 

使用感面でもあまり良いものはなさそうですよね…。

 

 

 

 

 

◎「ドクターズコスメ」=効果の強い“医薬品的な化粧品”が多い!

 

 

 

というわけで、

 

クリニック専売化粧品や院内調剤化粧品などの「ドクターズコスメ」の本質とは何か?というと、

 

 

それは

 

一般的な化粧品よりも効果を強めた“医薬品的な化粧品”になっている

 

ということでしょう。

 

 

医薬品として登録しているわけではありませんが、

 

こういったものは有効成分の濃度が非常に高く、もはや効能的には医薬品にかなり近いと思います。

 

 

そのため、肌に優しい成分というよりはむしろ強力な副作用が出やすい成分が入っていたり、

 

敏感肌向けとは言えないものの方が多いです。

 

 

 

ただ、

 

だからといって「悪い化粧品」なのか?というとそうではありません。

 

 

 

つまりドクターズコスメとは

 

通常の化粧品では対応出来ない悩みに対して医師の監督のもと

 

より強力な効果でアプローチするためのものであって、

 

本来から敏感肌に向けて作られているものではないということなのです。

 

 

 

「基本的にクリニックでしか買えない」というのは

 

つまり「素人の判断で使って欲しくない」ということなんですよね。

 

 

だからはじめから敏感肌に良いはず!と思ってしまっている感覚が誤りということです。

 

 

そんなに肌に優しいなら別に医師の監督なしでその辺で買って使えるはずですからね。

 

専門家の監督が必要なほど強い効果に設定されているからクリニック内でしか購入できないのです。

 

 

そこの感覚をしっかり持って頂けたら良いなと思います。

 

 

 

 

というわけで本日は以上となります(^_^)ゞ

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