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抗スクレロスチン抗体イベニティ®どのように使っていくか

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はじめに

アステラス・アムジェン製薬から発売されているイベニティ®(一般名ロモソズマブ)。

骨細胞で産生され、骨形成を抑制するスクレロスチンに対するヒト化モノクローナル抗体薬です。

・骨形成促進作用
・骨吸収抑制作用

を兼ね揃える、すごい薬剤です。

イベニティ®再投与に関する記事に対してコメントをいただきました。

突然失礼します。
大変勉強になりました。ありがとうございます。

骨形成促進+骨吸収抑制は一見魅力的に感じますが、骨リモデリングが抑制されるため、骨折直後の使用では骨折治癒が遅延するように感じるのですがいかがでしょうか。

またイベニティの骨代謝マーカーを見ると投与3ヶ月以降骨形成マーカーが低下しています。恐らく抗スクレロスチン作用により副次的な骨芽細胞前駆細胞の減少が原因と考えています(審査報告書にも記載があったと記憶しております。)。長期で使用し続けるとただの骨吸収抑制になってしまい、1年の縛りがついた理由の一つとも考えているのですが、、、

個人的にはテリパラチドの後療法、もしくはテリパラチドが使用できない患者さんが対象と考えております。

「まある」先生、コメントいただき、誠にありがとうございます。

完全に私見で申し訳ございませんが、わたしなりに考察しました。
忌憚ないご意見賜りますようお願い申し上げます。

また、イベニティに関しては、使用にあたり注意喚起がでております。
とても大切なことので、このことは明日、まとめます。
→まとめました。

骨折治癒促進目的に使用するか

骨形成促進+骨吸収抑制は一見魅力的に感じますが、骨リモデリングが抑制されるため、骨折直後の使用では骨折治癒が遅延するように感じるのですがいかがでしょうか。

まさに、まある先生のご指摘のとおりに感じております。

PTHには骨芽細胞刺激により骨芽細胞の分化促進作用があります。

一方で、ロモソズマブは、
「骨芽細胞系細胞における古典的Wntシグナル伝達抑制を阻害することで、古典的Wntシグナル伝達が活性化し、結果的に骨形成を増加、骨吸収を低下させるもの」。

「現存の骨芽細胞たちよ、しっかり働くのだ!!」というイメージです。

なので、骨折直後は、テリパラチド使用によって骨芽細胞の分化を促したほうが治療効果がよいのではないでしょうか?

ただし、テリパラチドにせよ、ロモソズマブにせよ、適応症はあくまでも重症骨粗鬆症であり、骨折治癒促進剤としては用いることができませんので、傷病名や詳記の記載には十分注意する必要があります。

わたし自身としては、骨折症例の重症骨粗鬆症治療に対しては、
テリパラチド→吸収抑制剤
という治療の流れは大きくは変わらないと思っています。

3ヵ月間の骨形成マーカーの強力な上昇は魅力的です

またイベニティの骨代謝マーカーを見ると投与3ヶ月以降骨形成マーカーが低下しています。恐らく抗スクレロスチン作用により副次的な骨芽細胞前駆細胞の減少が原因と考えています(審査報告書にも記載があったと記憶しております。)。長期で使用し続けるとただの骨吸収抑制になってしまい、1年の縛りがついた理由の一つとも考えているのですが、、、

個人的にはテリパラチドの後療法、もしくはテリパラチドが使用できない患者さんが対象と考えております。

これもまた、まある先生のご指摘のとおりだと思っています。

イベニティ®には顎骨壊死の副作用についても喚起されております。
わたしは、イベニティ®は基本的には、骨吸収抑制剤だと認識しています。

なので、テリパラチドに代わるものすごい薬剤が登場した!という理解ではありません。

まある先生のように、
・テリパラチドの後療法
・テリパラチドが使用できない患者さん対象
という位置づけで考えております。

ただ、初期3ヵ月間の猛烈な骨形成マーカーの伸びは魅力的に感じます。

なので、ほんとうに私見で申し訳ないのですが、今現在のわたしの重症骨粗鬆症椎体骨折症例の治療方針としては、以下のように考えています。

まずPTH、は基本

まずPTHファーストが基本です。
しかし、PTHには2年間の使用期限の縛りがあります。

イベニティには1年間の使用期限があります。
ただし、症状詳記次第ではありますが、再投与が可能です。

イベニティが出るまではPTHは原則2年間使用で治療しておりました。

イベニティは再投与可能ですし、初期の3ヵ月の骨形成マーカーの伸び率は非常に魅力的に感じます。

なので、今は、
超高齢者:PTHを2年→プラリア®など骨吸収抑制剤にスイッチ
高齢者:PTH1年-1年6ヵ月くらい投与→いったんイベニティ®に変更、3ヵ月くらい継続→プラリア®など骨吸収抑制剤にスイッチ
で考えております。

テリパラチドからイベニティに変更するときは、詳記にテリパラチドの副作用で継続ができなかった、とか、アドヒアランスに難あり、変更せざるを得なかった、などと記載するつもりです。
テリパラチドを2年間最後まで使用できなかった、というストーリーになります。

それでも再骨折してしまった場合には
超高齢者:イベニティ®を1年→プラリア®など骨吸収抑制剤にスイッチ
高齢者:PTH残り分の1年-6ヵ月投与、骨芽細胞を増やしておいて、→イベニティ®に変更、今度は12ヵ月継続→プラリア®など骨吸収抑制剤にスイッチ

という作戦でしょうか。

これまではPTHは2年しっかり使ってから骨吸収抑制剤へスイッチとしていましたが、最近では顎骨壊死治療にPTHが有用ということもあり、「超高齢者でなければ、いくらかPTHの使用期限を残しておいたほうがいいかもしれないな」とも思っていました。
そんなおりイベニティ®が登場したので、上記のような戦略でいこうかな、と思っている次第です。

本日のまとめ

まある先生、コメントいただきありがとうございました。
完全に私見で申し訳ないのですが、現状では上記のように考えております。

まある先生のご指摘のとおりだと思っております。

なにかよい知恵がございましたら、ぜひお授けくださいませ。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

引用元はこちらです。記事に関するご質問は引用元へお問い合わせください。http://tozen-sekitsui.com/archives/79804132.html

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